東京ビッグサイトに戻り西館・南館のフロアを拡張
コロナ下での大規模展示会を成功させてきたリードエグジビションジャパンは2021年1月13−15日までの3日間、日本最大の化粧品総合展「COSME Week 東京 2021」を東京ビッグサイトにて開催する。今回は交通の便利が良い東京ビッグサイトに戻り、西館・南館フロアに拡張。これまで化粧品総合展に来場してきたエステサロン・美容クリニック関係者からの強い要望を受け、美容機器、サロン向け化粧品、店舗の機器・サービス・用品が集結した「国際エステ・美容医療EXPO」を新たに同時開催する。
メイン会場の「国際化粧品展 COSME 東京 2021」は、スキンケア、メイクアップ、香水、ネイル用品など最新コスメが集結。日本初上陸の最新コスメのほか、会場では化粧品に関する最新トレンドを発信する。同時開催の「化粧品開発展」では、化粧品の原料・OEMメーカーが出展してアジア有数の技術も集結する。
「美容・健康食品EXPO」では出展規模が2倍に大幅に拡大。美容に関する食品、飲料・サプリメント、健康食品を網羅し、多角化する流通業のニーズに対応する。この4展の同時開催で「内外美容」と「エステ・美容医療」すべてを網羅し、製品・技術・サービスの最新情報を発信し、その場で各商談も行える化粧品総合展へと進化を遂げた。
新型コロナ対策ではマスク着用・配布に加え、出展社ブースとセミナー会場はアルコール消毒を常に徹底するほか、サーモグラフィーによる体温測定、会場内は人数カウントを実施。過去の大規模展示会の成功ノウハウをもとに、安心して来場・商談できる万全な体制を整える。
コロナ対策を万全に初の大阪開催が盛況に終わる
これに先立ち同社では、20年9月9−11日までの3日間、インテックス大阪で同社初の大阪開催となる化粧品総合展「COSME Week 大阪 2020」を開催した。化粧品の最終製品が集まる「国際化粧品展 大阪」と化粧品原料・OEM・容器・サービスなどが集まる「化粧品開発展 大阪」の2展同時で開催。3日間で関西地域を中心に8314人が来場し、期間中はコロナ対策を徹底したことで、その後感染者は出していない。コロナ下で業界の最新動向を掴むことが困難な中で、情報収集やビジネスチャンスを求めて、セミナーや出展社ブースに商談予約も殺到し盛況だった。
展示会では、会場に足を運べない人のためにオンランイン上で商談できるシステムも導入。会期中はビデオ通話による個別の相談・商談、チャット機能での質問、資料のダウンロードなどを可能とした。韓国や台湾、香港など海外企業との遠隔で商談ができるスペースも設けた。
これらのシステムは「COSME Week 東京 2021」でも導入し、会場に足を運べない人のためのオンライン商談の予約受付などを開始している。いまだに参加が難しい来場者も多いことから、東京展でもアジア、欧米を含めてグローバルな商談がオンライン上で活発に行われる予定だ。
また毎年豪華な講師陣を集めるセミナーは、大阪展でも長い行列ができ人気が高かった。基調講演ではポーラ化成工業とアルビオンの化粧品研究の第1人者が講演し、自社の取り組みや方針を紹介。その他にもEC成功の秘訣、最新の化粧品トレンド、化粧品の輸入販売の基礎知識など化粧品関係の第1人者が全80を講演した。これらの豪華な講演に加えて、「COSME Week 東京 2021」では、ドラッグストアや百貨店などの小売業のほか、健康美容食品メーカーの講演枠も広げ、東京展では全120講演以上を開催する予定だ。
さらにアイスタイルの協力のもと、大阪展では「＠cosmeベストコスメアワード2020上半期新作ベストコスメ」の20ブランド以上を1堂に集めた特別企画展示「COSME Week大阪×＠cosmeベストコスメセレクション」が盛況だった。こちらも「COSME Week 東京 2021」でさらに規模を拡大して開催する予定だ。
来場・出展に関する問い合わせ先
03-3349-8587（共通）
cosme-t@reedexpo.co.jp（国際化粧品展）
ib-expo@reedexpo.co.jp（美容・健康食品EXPO）
