女性専用売り場は既存店の2.5倍

 コロナ禍で多くのアパレル企業が業績悪化に苦しむ中で業績伸長が著しいワークマンが新店舗「#ワークマン女子」を立ち上げた。従来のショッピングモール内の店舗は、男性客向けの品揃えが中心で女性の売り場は一部に限られており、女性客が満足できるものではなかった。そこで女性の売り場を前面に押し出した店舗を作り、女性客の取り込みを強化しようというのだ。

 10月16日、神奈川県横浜市のJR桜木町駅前の商業施設「コレットマーレ」5階に出店した1号店は、モール内で展開する「ワークマンプラス」の面積の1.5−2倍と、同社最大級の広さを誇り、女性専用商品の売り場にも既存のモール店の2.5倍の面積を割いた。売り場構成は、40%が女性専用商品、20%がユニセックス商品で、全体の60%を女性向けの商品が占める。

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