支出の増減から見える消費の二極化傾向

 昨年末から今年の春節(旧暦の正月、2月17日)にかけて、中国のソーシャルメディア上では「年間消費レビュー」ブームが巻き起こった。人々は過去1年間の支出を綿密に振り返り、食費、衣料費、住居費、日用品費、旅行費、スポーツ費などの項目ごとに分類した。中には「ラブブ(中国のポップマートが展開するキャラクター)」などのグッズをコンプリートするために多額の費用をかけた人もいれば、海外旅行に多額の支出をした人もいた。また、フードデリバリーの補助金を積極的に活用した人も見られた。1食当たりの金額は少なくても、1年間での累計では相当な金額に達する。こうした個々の支出報告を集約すると、2025年における若者の消費動向が浮かび上がってくる。

 経済が低成長段階に入った現在、若者の消費スタイルには大きな変化が現れている。若者がどこに資金を重点的に投じているのか、消費の際に何を最も重視するかといった点を解明することは、中国メディアにとって重要な関心事となっている。

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