良品計画は5月1日、生活協同組合ひろしま(生協ひろしま)と健康づくりや食育活動の実施など地域の活性化を目的に、連携協定を締結した。締結を機に、生協ひろしま2店舗での無印良品の取り扱いを開始し、商品のさらなる拡販につなげていく。

 協定書に盛り込んだ主な取り組み事項は、①地域の活性化に関する事項、②健康と食育に関する事項、③平和と環境、防災に関する事項、④商品知識や背景の理解、認知の向上と利用促進に関する事項、⑤地域や暮らしの安全・安心に関する事項など8点。

 良品計画は、これまでも広島県内の各店舗において、生協ひろしまと連携した取り組みを実施。地域住民の病気予防や健康維持を目的に良品計画が店舗に設置する「まちの保健室」において、生協ひろしまの「ひろしまGENKI体操」を定期開催(トップ画像)しているほか、認知症学習会や子ども向けの金銭教育なども協働で実施している、両者は協定締結により、地域の誰もが参加できる暮らしの学びあいの場や、日常生活を支える商品の利用機会を創出し、持続可能な地域社会の実現を目指していく。

 また良品計画は、生協ひろしまが運営するSM2店舗に、無印良品で取り扱う靴下や肌着、化粧水、文房具、収納用品、掃除用品やレトルトカレー、菓子など約900アイテムを供給。5月16日より「コープ高陽」、5月30日より「コープ西風新都」の店内一画にて販売を開始する。SM店舗内で無印良品を取り扱うことで、新規顧客の獲得や、既存ユーザーの商品の選択肢を増やし、利用客の満足度向上を図る。