バローホールディングス(HD)は6月30日、コーナン商事と資本業務提携を結んだと発表した。両社は相互に約30億円を出資し、中長期的な協業基盤の構築を図る。

 両社は2月、提携に向け基本合意した。コーナン商事は4月6日付でバローグループのホームセンター・アレンザHDを持分法適用関連会社にしている。今回の提携により、バローHDはコーナン商事と共同でアレンザHDを運営し、3社連携による成長戦略を加速させる。

 両社は関係強化に向け、相互に株式を保有する。コーナン商事は既存株主からバローHD株を約30億円で取得する(実施日7月10日)。バローHDは自己株式処分により、コーナン商事株71万9400株(発行済み株式の約2.07%、総額約30億円)を取得する(実施日7月16日)。

 両社は業務提携を通じ、PBの相互供給を進める考えだ。また関東・関西圏を中心とした共同出店や、お互いの店舗へのテナント出店も進める。そのほか物流、店舗運営、販売促進、EC、人材などの分野で共同研究・ノウハウ共有を進める。

 自己株式処分で調達する約30億円を、これらの協業を推し進める資金に充てる。内訳は、PB相互供給に約3億円、関東・関西圏の市場深耕に約22億円、物流・店舗運営などの共同研究に約5億円としている。投資期間は2026年7月から2029年2月を見込む。

 人口減少や異業種競争が激化する中、業態の枠を越えた協業を通じ、商品力と店舗競争力の一体強化を目指す構えだ。