アフターコロナを見据え、食品スーパー業界もいよいよ再編が進むのか。7月下旬に相次いで発表になった二つの企業提携は、そう思わせるのに十分な内容だったと言えよう。

 「関西に激震が走った」と取引先が驚愕したのが、H2Oリテイリングと万代の包括業務提携だ。7月28日に開かれた記者会見には、H2Oの荒木直也社長と万代の阿部秀行社長が出席。両者とも「アフターコロナの経営環境への危機感」が提携の背中を押したと語ったが、中でも驚かされたのは万代が提携に動いたという点だろう。

この記事の購読は有料購読会員に限定されています。
まだ会員登録がお済みでない方はこちらから登録ください。
有料購読申込

すでに会員の方はこちらから