OICグループは7月3日、千葉県松戸市のスーパーバリューロピア松戸五香店を「ロピア」屋号へ転換する。

 店舗は松戸市五香8丁目のSC「プラッツ五香」の地下1階。京成電鉄松戸線の元山駅から北東約800mに位置し、徒歩約13分。

 スーパーバリューのOICグループ入り後、同店でもロピアの商品やPOPの導入が進んでいたが、今回は売り場を抜本的に変える。

 青果では、「フルーツパーラーはるか」の屋号を冠し、プロが厳選したフルーツを取り揃える。OIC傘下となったパティシエ鎧塚俊彦氏率いる「トシ・ヨロイヅカ」ブランドの協力で開発した「丸ごとメロンケーキ」なども販売する。グループ会社のアキダイとも連携した売り場づくりを行う。

 鮮魚もマグロのプロ集団であるグループ会社と連携し、通常は活用しにくいほほ肉を使用した煮込みなど独自商品を販売する。肉では「お肉を♥プロデュース」の屋号で、特に精肉部門の専門性を生かした惣菜を強化。温惣菜と冷惣菜を合わせて10種以上並べる。

 惣菜では、軽食を販売する「GOCHISOU+(ゴチソウプラス)」を新たに展開する。ロピアの惣菜部門の屋号「GOCHISOU marche(ゴチソウマルシェ)」に、“+α”の体験価値を加え、出来立て商品をその場で味わえる空間を構築。ピザを中心に、チュロスやソフトクリーム、ジュースなどを販売する。

 グロッサリーでは、OICグループのユーラスが展開する韓国コスメ・食品専門店「REACO(リアコ)」の調達網を活用し、韓国のみならず、中国・タイなどの食品を集積した「Kフーズ&アジア」を新設する。そのほか、AIを活用したワイン・日本酒のペアリング提案も実施する。

 同店の1km商圏にはベルクスが2店、ヨークフーズが1店あるほか、小型のボックスストアが数店ある。今回の転換で、価格だけでない価値を打ち出し、足元、さらには広域客まで集客できるか。OICによるスーパーバリュー立て直しの本気度が示される店となりそうだ。

(冒頭画像はイメージ)