ヤオコー小林副社長退任へ、営業面で若返り

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　ヤオコーは1月17日、代表取締役の異動および組織改正を発表した。いずれも3月1日付。

　営業全般を取り仕切ってきた小林正雄代表取締役副社長が同日付で取締役となり、子会社小川貿易の社長からも退く。任期満了に伴うもので、6月末開催予定の株主総会をもって取締役も退任する。

　代わって石塚孝則取締役営業統括副本部長が常務取締役営業統括本部長に昇格する。また小澤三夫取締役営業企画部長が取締役生鮮部長兼商品管掌となる。営業面で若返りが図られる形だ。

　このほか、上池昌伸常務取締役が専務取締役に昇格、また、松浦伸一人事総務部長、神戸達也ロジスティクス推進部長、岩崎真洋グロッサリー部長、奈雲春樹デリカ事業部長、後藤晋介店舗企画部長はそれぞれ執行役員となる。小川貿易の新社長には大島潤常務取締役が就任する。

　組織改正では、第66期経営方針に基づき、サポートセンター内の部・担当部の効率化、執行役員体制強化による業務執行および意思決定スピードの向上を図る。店舗サポート部内の｢都市型小型店事業｣担当部を廃止し、「カイゼン」担当部を営業統括本部直轄とするほか、デジタル推進部署の体制などを刷新する。

　そのほか、CHO（チーフ健康オフィサー）、CSO（チーフ環境オフィサー）を新たに設置。健康経営のさらなる強化、および循環型社会の実現に向けての廃棄削減、脱炭素、リサイクルの全社横断的な取り組みを強化する。CHOには松浦人事総務部長、CSOには神戸ロジスティクス推進部長がそれぞれ就任する。

　人事異動の詳細は以下の通り。敬称略。

詳しくは月刊激流2022年3月号〔検証 ヤオコー 真の実力〕で掲載

ヤオコー

小川貿易